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平成24年度の第1回作業部会開催

期日:平成24年5月14日(月)午前10時から
場所:市民遺産情報交流室(太宰府市いきいき情報センター内)
 本日午前10時より、今年度の第1回景観・市民遺産会議作業部会が、市民遺産情報交流室にて開催されました。
■作業部会風景
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 星野作業部会長を中心に、●今年度の作業部会が取り組むスケジュールの確認を行い、その中で①太宰府市民遺産候補の掘り起こしと、②昨年度末の事務報告会議で宿題となった「育成団体結成までに至らない文化遺産(太宰府市民遺産候補)の育成方法」について今年度考えていくことになりました。①については、具体的に多くの市民が参加する100年の歴史を有する「梅上げ」が取り上げられ、積極的に協議を進めていこうという確認が行われました。②については、国分にある地蔵尊が土地の所有をめぐって既に直面した課題として上げられており、この問題を関係者で議論検討していくことで、他の文化遺産の育成についても考えていこうという取組の確認が行われています。
 今年度も、様々な問題を抱えていますが、行政機関が一人で悩むのではなく、景観・市民遺産会議のメンバーと悩み、議論できることは心強く感じました。

平成23年度事務報告会議を開催しました!

 去る平成24年3月15日(木)午後2時30分から、太宰府市役所3階庁議室にて、平成23年度の〆である、事務報告会議を開催しました。報告2件、議事3件を主題として議論が交わされています。
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■報告
①第2回太宰府市景観・市民遺産会議の報告
②第7・8回作業部会の報告
 ①は、参加者アンケートを踏まえ、●会議の周知方法、●市民参加型のあり方について意見が交わされ、それらを踏まえて②において、作業部会を中心としa.企画部会(市民遺産候補の掘り起こし。市民遺産提案のお手伝い)、b.広報部会(会議HPの更新管理。市民遺産育成活動の広報)を立ち上げ太宰府市民遺産をバックアップする体制を、現在の事務局の実務体制を整理しつつ、進めることが確認されました。

■議事
①太宰府市民遺産の取組
②景観・市民遺産会議運営費
③今後のスケジュール
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 ①は、太宰府市民遺産の取組が始まり約1年が経過しましたが、太宰府市民遺産に対して「敷居の高さ」「申請しにくい」「育成団体が必要か」といった根幹的な問題が浮上し、今後の取組の方向性を考える上で、重要な議論が交わされました。
その中から、
○一人で細々と継承されている地蔵尊、祠の維持は市民遺産対象と成りにくいのかもしれないが、これらが集まると「太宰府の個性」を形づくっていることには違いない。これらは、育成団体の結成までは恐らく至らないのではないか。
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○棚田のように、維持している方々は意識していない。しかし、「太宰府の個性」として市民が特別な思いを抱いているモノも存在している。
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等の、育成団体ありきというこれまでの方針では、継承すること育成することが心細いモノが大半ではないかという意見が多く提起され、この大きな問題を次年度議論し、現在進めている育成団体による太宰府市民遺産の提案方法は残しつつ、制度の改善を行っていくことになりました。
 議論の中で、「情報の共有」という今まさに多くの分野で問題になっている点が議論できたことは、太宰府市民遺産の「できることを持ち寄る」ことのひとつの表れであり、また一つ太宰府市民遺産の取組が新たな局面へ一歩踏み出した会議となりました。
②は、平成23年度の事業費の説明を受け、「太宰府市民遺産サポーター制度」の設立や、関係事業者からの支援を受ける仕組みつくりが必要な時期にきたのではないかという問題提起がなされ、会議として方針を固め外部へ支援のための情報発信を行っていくことが確認されました。
③は、①の議論から、小さな文化遺産を如何に「太宰府の個性」として育成していくのか、またこれらを太宰府市民遺産としてどう提案し認定していくのかという根幹に関わる検討が次年度から始まることを受け、第3回太宰府市景観・市民遺産会議の開催月を、今年11月から来年2月へ変更し、それに向けた準備を進めていくことで合意されました。

■まとめ
 太宰府市民遺産の取組は、はじまったばかりです。多くの課題を抱えつつ、動きながら制度を改善し進めていく過程が現在進行形で進んでいます。これまでの取組と大きく異なることは、行政機関が一人で悩まず、代表者の皆さんではありますが関係者の方々と悩みを共有し、実務的に改善策を議論していることが、とても気持ちを強く持てます。
 次年度、新たな一歩を太宰府市民遺産は踏み出すことになります。多くの関係者の方々に御議論いただき、太宰府市民遺産の取組を半歩、一歩、二歩と進めていきたいと思います。

平成23年度景観・市民遺産会議開催のお知らせ

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 平成23年度に行った太宰府市景観・市民遺産会議の総括会議を以下の日程にて開催します。
■期日:平成24年3月15日 午後2時30分~
■場所:太宰府市役所 3階 庁議室
■議事
①第2回太宰府市景観・市民遺産会議の報告
②景観・市民遺産会議作業部会報告
③太宰府市民遺産の取り組みに対する再検討
④その他

 太宰府市民遺産の取り組みも、昨年の12月28日で1年を迎えました。その間、様々な関連事業ならびに諸手続きを行ってきましたが、市民周知の課題、「太宰府市民遺産とは何か」、そして太宰府市民遺産提案手続きに関する基本的な問題が浮上してきました。今回の会議では、昨年11月20日に開催した第2回太宰府市景観・市民遺産会議の報告とともに、太宰府市民遺産に関する基本的な課題について話し合います。

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第8回太宰府市景観・市民遺産会議作業部会

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期日:平成24年1月27日(金) 午後1時から
場所:太宰府市ボランティア支援センター(太宰府市いきいき情報センター内)
 先の第7回作業部会で議論された作業部会の方向性を深めるため、部会長を中心に幹事委員(6名)の方々によって具体的な議論が交わされました。
議事
(1)会議運営資金
(2)作業実務部会の設立

 会議は、育成団体の方々の情報交流の場として開設を準備している、太宰府市いきいき情報センター1階のボランティア支援センターで行われ、①会議運営資金、②作業部会の実務部会の設立の2つについて話し合われました。
 運営資金については、現在国の支援を受けつつ、市教委の運営で動いていますが、将来にわたってこれでいいのかという自立的な意見が交わされました。その中で、何に資金が必要なのかを整理し、参加団体が応分に「できること」を持ち寄って負担することが必要ではないか、金銭的支援だけでなく、人的・物的支援の道もあるといった意見が出、これまで何をどう運営してきたのかの整理を行い、今後を見定める必要性が説かれました。
 次に、市教委文化財課が行っている会議運営作業について、担当者一人ではあまりにも機動力に欠けることから、実務部会を立ち上げ、それぞれが役割を担うことが提案されました。具体的には、①企画部会、②広報部会のふたつが提起されています。①企画部会は、市民遺産候補の掘り起こしから提案までの「お世話」、②広報部会は、HP運営や会議広報活動などを担当するというものです。具体的な役割分担まで議論が煮詰まりませんでしたが、自立的な動きが次第に出つつあり、景観・市民遺産会議が発足して1年が過ぎ、次第に市民の会議へと「変身」しつつある姿を感じます。

平成23年度 第7回作業部会を開催

平成23年12月16日(金)に、第7回作業部会を開催しました。
議題は、今年度から開始した「作業部会」の目的を再整理し、どのような機能を持たせるのかという基本的な問題に立ち返って議論が交わされました。
場所:太宰府市いきいき情報センター 207会議室
議題
(1)作業部会の目的と運営
(2)景観・市民遺産育成団体の情報交流の場
(3)会議HPへの応援バナー募集

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 会議では活発な議論が交わされ、会議自体がスタートしたばかりで悩み多き時であることから、参画者個々による相互の自立的支援体制について意見が交わされました。また、作業部会は、商工会観光部会の星野委員を部会長として進めることが確認されました。さらに育成団体の情報交流の場がなかったことから、NPO法人太宰府市ボランティアネットワークの皆さんのご厚意により、太宰府市いきいき情報センター1階にある太宰府市ボランティア支援センターを活用することになり、現地を確認し参加委員の皆さんの了承を得ました。今後は、本支援センターの管理を受託している太宰府市ボランティアネットワークと協議をすすめ、景観・市民遺産育成団体の皆さんの情報交流の場として活用していきます。開設しましたら、おってお知らせします。

第2回 太宰府市景観・市民遺産会議を開催しました

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 去る平成23年11月20日(日)午後1時から、太宰府市中央公民館市民ホールにて『第2回太宰府市景観・市民遺産会議』を開催しました。

 青柳健夫副議長(太宰府木うそ保存会々長)の開会の挨拶に続き、第2回太宰府市景観・市民遺産会議へと移ります。
 西山徳明議長(北海道大学大学院教授)による太宰府市民遺産についての説明があり、その後、第1回認定の4つの太宰府市民遺産(太宰府の木うそ八朔の千燈明かつてあった道「四王寺山の太宰府町道」芸術家 冨永朝堂)についての育成活動報告が行われました。
 各団体とも、認定された市民遺産の育成活動を「できる範囲」で着実に進められています。太宰府の木うそ<第1号認定>は、着実な活動が認められ第31回伝統文化ポーラ賞地域賞を受賞し、八朔の千燈明<第2号認定>は、五条区以外の方の参加があったようです。かつてあった道「四王寺山の太宰府町道」<第3号認定>には市民の新たな関心が芽生えつつあり、芸術家冨永朝堂<第4号認定>には、福岡県立美術館との協働事業が行われるなど、着実な活動に「光」があたり始めました。
 今後も、「できる範囲」で一歩一歩進めていかれる姿を見ることができます。

 つづいて、今年度の太宰府市民遺産候補2件の提案説明が行われました。
 1件目は、日本最古の歌集『万葉集』に詠われた大宰府の情景を、今の太宰府の情景を通して伝え、ここ太宰府を舞台に花開いた『万葉集つくし花壇[提案団体:大宰府万葉会]』が提案されました。時代は変われど、天平の世と同じ空間を共有する恵まれた土地・太宰府の利点を活かした提案で、参集された市民からも共感された意見が多数寄せられました。
 2件目は、大正9年に生活の規律を正すために制定された「時の記念日」の行事を、今に引き継ぐ『太宰府における時の記念日の行事[提案団体:辰山会(ときやまかい)]』が提案されました。毎年6月10日の時の記念日の日に、都府楼跡(大宰府政庁跡)を舞台として、時の大切さを伝える行事が行われています。一時途絶えましたが、かつての水城小学校の先生(城戸満先生)とその教え子たちによって再興され今に至っています。わずか1日の行事で、その内容に「歴史性」が乏しい印象があったためか、「理解し難い」といった意見も出されました。しかし、大正10年の新聞記事では、全国で取り組まれた「時の記念日」の行事が、多くの地で失われたにも関わらず、ここ太宰府では、志を新たに継続されていることは、太宰府の「自慢」としていいのではないでしょうか。

 以上の提案の後、会場から出された質問・提案について、西山徳明議長を通じて提案団体に語られ、提案団体のお二人から回答をいただきました。
 その後、委員による採決が行われ、出席委員全員が「認定」札をあげ、めでたく提案された二つの候補が、太宰府市民遺産に認定されました。
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 ここに太宰府市民遺産第5号『万葉集つくし花壇』と太宰府市民遺産第6号『太宰府における時の記念日の行事』が誕生しました。
 認定式には、太宰府のゆるキャラとして全国区になっている「千梅ちゃん」も駆けつけてくれ、可愛らしいしぐさで、西山徳明議長のお手伝いをしてくれました。
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 すべての会議日程が終了後、育成団体・会議委員の方々の情報交流会を開催しました。日頃の活動に関する情報の交流の場として、多くの方々が参集され、活発な、また和やかな雰囲気で交流が行われていました。

 第2回太宰府市景観・市民遺産会議を開催するにあたり、司会を務めていただいた井芹美穂さん[NHK朝のラジオ「おはよう九州・沖縄」のキャスター]をはじめ、多くの方々に大変お世話になりました。この場をかりて感謝申し上げます。

平成23年度 第2回準備会議を開催

平成23年10月31日、第2回太宰府市景観・市民遺産会議 第2回準備会議を開催しました。
 場所:太宰府市役所 3階 庁議室
 議題:
  (1) 第2回太宰府市景観・市民遺産会議実施に関する事項
  (2) 太宰府市民遺産候補に関する質疑
    ○万葉集つくし歌壇【提案団体:大宰府万葉会】
    ○太宰府における「時の記念日」の行事【提案団体:辰山会】
    ※「大宰府史跡解説員制度とその活動」については提案取り下げ
  (3) 太宰府市民遺産ロゴ・マーク使用に関する規定について審議
  (4) 太宰府市景観・市民遺産会議有料広告掲載に関する基本要綱に関する審議