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平成23年度事務報告会議を開催しました!

 去る平成24年3月15日(木)午後2時30分から、太宰府市役所3階庁議室にて、平成23年度の〆である、事務報告会議を開催しました。報告2件、議事3件を主題として議論が交わされています。
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■報告
①第2回太宰府市景観・市民遺産会議の報告
②第7・8回作業部会の報告
 ①は、参加者アンケートを踏まえ、●会議の周知方法、●市民参加型のあり方について意見が交わされ、それらを踏まえて②において、作業部会を中心としa.企画部会(市民遺産候補の掘り起こし。市民遺産提案のお手伝い)、b.広報部会(会議HPの更新管理。市民遺産育成活動の広報)を立ち上げ太宰府市民遺産をバックアップする体制を、現在の事務局の実務体制を整理しつつ、進めることが確認されました。

■議事
①太宰府市民遺産の取組
②景観・市民遺産会議運営費
③今後のスケジュール
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 ①は、太宰府市民遺産の取組が始まり約1年が経過しましたが、太宰府市民遺産に対して「敷居の高さ」「申請しにくい」「育成団体が必要か」といった根幹的な問題が浮上し、今後の取組の方向性を考える上で、重要な議論が交わされました。
その中から、
○一人で細々と継承されている地蔵尊、祠の維持は市民遺産対象と成りにくいのかもしれないが、これらが集まると「太宰府の個性」を形づくっていることには違いない。これらは、育成団体の結成までは恐らく至らないのではないか。
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○棚田のように、維持している方々は意識していない。しかし、「太宰府の個性」として市民が特別な思いを抱いているモノも存在している。
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等の、育成団体ありきというこれまでの方針では、継承すること育成することが心細いモノが大半ではないかという意見が多く提起され、この大きな問題を次年度議論し、現在進めている育成団体による太宰府市民遺産の提案方法は残しつつ、制度の改善を行っていくことになりました。
 議論の中で、「情報の共有」という今まさに多くの分野で問題になっている点が議論できたことは、太宰府市民遺産の「できることを持ち寄る」ことのひとつの表れであり、また一つ太宰府市民遺産の取組が新たな局面へ一歩踏み出した会議となりました。
②は、平成23年度の事業費の説明を受け、「太宰府市民遺産サポーター制度」の設立や、関係事業者からの支援を受ける仕組みつくりが必要な時期にきたのではないかという問題提起がなされ、会議として方針を固め外部へ支援のための情報発信を行っていくことが確認されました。
③は、①の議論から、小さな文化遺産を如何に「太宰府の個性」として育成していくのか、またこれらを太宰府市民遺産としてどう提案し認定していくのかという根幹に関わる検討が次年度から始まることを受け、第3回太宰府市景観・市民遺産会議の開催月を、今年11月から来年2月へ変更し、それに向けた準備を進めていくことで合意されました。

■まとめ
 太宰府市民遺産の取組は、はじまったばかりです。多くの課題を抱えつつ、動きながら制度を改善し進めていく過程が現在進行形で進んでいます。これまでの取組と大きく異なることは、行政機関が一人で悩まず、代表者の皆さんではありますが関係者の方々と悩みを共有し、実務的に改善策を議論していることが、とても気持ちを強く持てます。
 次年度、新たな一歩を太宰府市民遺産は踏み出すことになります。多くの関係者の方々に御議論いただき、太宰府市民遺産の取組を半歩、一歩、二歩と進めていきたいと思います。